和歌山市議会議員

松井 紀博

子どもたちにつなげたい 輝く未来・和歌山市

議会報告 2015年4月

史上最高額の予算三千億 ~27年度当初予算が成立~  2015/04/11 08:01
 平成二十七年度の和歌山市の予算を決める大切な二月定例議会が終わりました。
 大切な議会でありながら、この時期になると、どの議員も選挙のことが気になって、やけにそわそわしています。私も事務所を後援会の皆さんに任せっぱなしにしているので、ご多分にもれず、どうしても気になってしまいます。
 しかし、私たち現職の議員には市民の皆さんから負託された職務があり、これをないがしろには出来ません。

 26年度最終補正△43億8千万円、国の追加補正11億1千万円。27年度一般会計予算1519億6千万円、特別会計予算1500億1千万円。これが今回の定例議会で成立したそれぞれの予算額です。
 これだけ大きな予算の中身をしっかりと審査・議決してからでなければ、自分勝手に選挙戦に向かえないのです。

 今回も委員会審査を含め、厳しいチェックの目を発揮したつもりですが、果たして有権者に及第点をいただけるのか、この「過去の働き」も選挙で審判を仰ぐ重要な材料です。そして、もう一度みなさんに信任をいただいて、これらの予算が有効かつ適切に執行されているか、正しく監視しなければならないのです。

(市政報告書『新しい風・27年春号』より転載)
三期12年を振り返って・・・市議会活動報告  2015/04/11 07:20
 「議員は何をしているのか。松井は何が出来たのか。もっと積極的に発信せよ」と、よくお叱りをいただきます。派手な取組みは苦手ですし、自分の宣伝にも抵抗があります。しかし、発信しないことが何もしていないことだと思われると、私を支援してくださる方々に失礼です。
 少し自慢のようで目障りでしょうが、これまでの取組みをご紹介させて頂きます。

 三期12年、皆様からお預かりした職責を果たすため、様々な政策提言を行って参りました。どれ一つとっても私一人の力ではなし得ませんが、同僚議員と力を合わせ、市民の理解も得つつ市当局に提案し、主に次のような政策・事業を実現することができました。

 まず教育分野では、私学や塾へ通えない子どもでも難関大学へ進学が可能なようにと、市立和歌山高校(旧市和商)へ普通科を併設しました。また、放課後の学童保育充実のため、若竹学級の全小学校への設置と共に、小学校区子どもセンター事業の普及促進をはかり、さらに土曜教室を導入し学力向上を目指しつつ、よりスムーズな運営が可能なように、子どもセンターとの融合を図りました。
 少子化による弊害を少しでも改善するため、市中心部の小規模校の統合と小中一貫校の設置を提案し、いよいよそのかたちが見えてきました。
 また漫然と高値で購入し続けてきた学校給食の米の調達価格の見直しをすすめ減額ができました。
 私は強く反対していた中学校二学期制が一時導入されましたが、予想通りの弊害が顕在化し、二学期制から三学期制への再導入を勧めました。
 このように、小さなことの積み重ねですが、教育行政の問題点を少しづつ改善することができました。

 福祉の分野では、障がいを持つ母子家庭への特別手当を全国初で実現しました。また災害弱者の対策として、当時の厚生労働副大臣に直訴し、災害時要援護者への避難支援施策の法制化に繋げることができました。

 私のもう一つの専門はまちづくりに関する分野です。専門的な話題なので一般市民には解りづらい話ですが、市民の生命財産に直結する課題ですので、専門家の使命と捉え、地道に取り組んで参りました。
 まず、長年懸案であった開発団地の公共財を市が引取りを行うための手続きを定め実施しました。また、セットバックの事前協議を義務化し、今後は公有化推進を目指します。地積調査は我が市において最もおざなりにされてきた事業のひとつです。この重要性を説き、地積調査事業の実施率向上に寄与できました。
 市の負の遺産であった、つつじが丘住宅地の販売促進施策を提案し、また直川用地では分譲から賃貸への転換活用を提案し、有効活用が図られています。
 主要幹線道路の立地基準を緩和し公共事業の効率化を提案しつつ、一方の重要な公共交通機関対策では、貴志川線存続のための公金助成を積極的に提言いたしました。
 先進都市の事例を研究し、市街地再開発事業計画団体への補助制度を提唱したり、公共利用されている私道の管理・引取りも進めてきました。また、生活道路・通学路への交通弱者対策を提案し実現しました。

 直接の住民サービスではありませんが、行政改革にも積極的に取り組みました。以下、主な取組みを記します。
 予算編成過程の可視化/物品の市内業者優先調達/県東京事務所への市職員派遣/赤字市営駐車場の一時休業閉鎖/域内中小業者の公共事業入札への優遇措置/経済対策への重点的取組み等々。

 議会人としてより開かれた議会を目指し、次のような事柄にも取り組んで参りました。
 市議会発議による政策条例の制定/市議会本会議のインターネット中継/市議会委員会の会議録ネット公開/議員の議案等に対する裁決状況公表/政務活動費のネット公開等々。

 議会では年に四回の定例会が行われますが、それ以外にも議員連盟をつくり、様々な活動に取り組んでいます。
 私は、日台友好和歌山市議会議員連盟の会長として、台湾との友好関係向上に取り組み、文化の交流や観光客の誘致に努めています。
 また京奈和自動車道路推進議員連盟では幹事長として、それ以前は第二阪和の推進議連で10年間副会長を務め、両道路の早期実現に尽力しました。

 振り返ってみれば、華やかな仕事など何もありませんが、常に自分ができることは何なのか、自分でなければ出来ないことは何なのかと考え行動してまいりました。「すべては公のために」の原則を曲げることなく、今後も精一杯働いて参りますので、ご賛同を重ねてお願い申し上げます。

(市政報告書『新しい風・27年冬号』より転載)